去年仕事を辞めてから時間ができたので、前から通ってみたかった着物リメイク教室に通い始めた。
ワタクシ、むかーし洋裁教室に通ったこともあるので、ある程度縫い物はできる。でもリメイクを習うというよりは「どこかに通う」「人と会う」ことを新たに始めたかった。なにせ仕事辞めちゃったんでね。
しかも母からもらった着物が結構あるのだけど、母の好みと私の好みは違っていて、中にはどうしても着る気にならない着物もある(もちろん気に入って着ているものもあるけど)。着物としては着ないけど、洋服にすれば着るかもと思って、母にも了解してもらってリメイクすることにした。
通い出してわかったけど、教室の先生がちょっと変わった経歴のある方で、ただ縫い方を教えてくれる「洋裁の先生」とはだいぶ違うイメージ。ファッションや洋服のプロという感じでお話もおもしろい。よい教室に当たったかも。
というわけで、まず簡単なものからリハビリ的に作ったのが、ワイドパンツとベスト。着物ではあるけど、ほどいてしまえばただの布地であとは洋裁なので、ミシンやロックミシンもばりばり使う。久しくミシンを使っていなかったので、ほんとリハビリ(笑)
去年から着物リメイク教室に通い始めました。
第一作目は、単衣の着物をほどいてワイドパンツとベストにリメイク。サラサラした生地で着心地がいいです。
ベストは別の紬の着物を使ってリバーシブルに(2枚目)
元の着物。あらかたほどいてしまってから「あ、写真!」と気付いて撮りました(3枚目)
ちくちくほどいているところ(4枚目)
家に要らない着物がたくさんあるので、どんどんリメイクしたいと思います!
(instagramより)
ベスト裏に使った紬は母からもらったものだけど、紺地の単衣の着物は着物の古着市で千円で買ったもの。最初のリメイク品だったので、失敗してもいいように千円で手に入れたものを使った。
教室通いを始めるにあたって、数年ぶりにユザワヤにも行った。
ものすごく久しぶりに行ってきた。(instagramより)
以前、ガンガン縫ってた時期があるので、洋裁小物その他諸々大体うちに揃ってはいるものの、うちのロックミシンが2本糸なのに対して教室のは3本糸で、ミシン糸もロック糸も自前で持っていかねばならないので、足りない1本を買いに行った。
「いまどき2本糸のロックミシンなんて使っている人いない」と先生からうちのロックを骨董品扱いされた。現役でまだまだ使えるんですけど・・・。ただ教室の職業用ミシンはさすがにものすごく縫いやすい。
先生が難しい服(たとえばコートとか)にもどんどん挑戦して、と言ってくださったので、洋裁の基礎からもう一度学びなおして、そのうち大作に取り組みたい(と、今は夢を語っておこう)