オタ友達との楽しいランチのあと、友達の中の一人が近くの「小石川植物園」(正式名称:東京大学大学院理学系研究科付属植物園)へ行くというので、みんなでついて行った。目的はちょうど開花していたショクダイオオコンニャクの花を見るため。
ショクダイオオコンニャクというのはwikiによると以下のとおり。
『サトイモ科・コンニャク属の植物。別名スマトラオオコンニャク。
最短でも2年に一度2日間しか咲かない、世界最大の花として有名になった。』
とあるが、小石川植物園ではなんと13年ぶりの開花だったそう。こちらが、その温室の中で咲いていた巨大な花。
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私たちが見たのは開花日の翌日で、この時の根本からの高さは214cm(小石川植物園のHPより)。こちらに、詳しい観察記録がある。↓
ショクダイオオコンニャク開花記録(2023.11.16~2023.12.14) | 小石川植物園
友達から教えてもらうまで、ショクダイオオコンニャクのことも、その花が公開されていることも知らなかった。こんな貴重な体験ができて、友達には感謝、感謝。
聞くところによると、ショクダイオオコンニャクの花はスゴイ匂い(臭い?)を発しているらしかったが、この日は何の匂いもしなかった。もしかしたら、紫色のヒラヒラの花弁みたいな部分がグワッと開いていた開花初日だったら、その匂いも体験できたのかもしれない。(あくまでも私の推測)
ショクダイオオコンニャクが公開展示されていた温室
家族連れなどたくさんの人が見学に来ていて、大行列だった。
園内の紅葉も素晴らしかったけど、並んでいた時間が長くて、園内を散策する時間の余裕がなかった。
ところで、植物園入口から温室へ向かう途中で見た建物がこちら。
螺旋階段の周囲がガラス貼りで、そこから太陽の光が透けて見えて、すごくきれい。なぜか心惹かれて写真を撮ったのだけど、後で調べたところ、立派なレトロ建築だった!
小石川植物園本館で、1939年(昭和14年)建設。設計は元東京帝国大学総長で建築家の内田祥三。現在も研究施設として利用されており、内部の見学はできない。
※建物の玄関口の階段のところ、「なんか見たことある」と思ったのだけど、ここは朝ドラ「らんまん」の主人公・槙野万太郎が演説をするシーンで使われていた。そもそもここは「らんまん」のモデル、植物学者の牧野富太郎氏が研究の拠点としていたところなんだね(今頃知った、汗)
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小石川植物園には、他にも重要文化財の「旧東京医学校本館」があるが、時間がなくて行けなかった。現在は休館中らしいが外観だけでも見たかった。また「柴田記念館」というこじんまりとした建物があり、こちらは1919年(大正8年)に建てられたもの。今はミュージアムショップとなっていて、こっちは帰り際にちょっと寄ったのだけど、建物の写真は撮らなかった。
小石川植物園、ぜひもう一度、時間の余裕がある時に行ってみたい。