「新春浅草歌舞伎」の件で書き忘れていた。
実はチケットを取ったサイト限定の特典みたいなものだったのか?(知らんけど)公演前に「歌舞伎衣装・演目解説講座」というものに参加することができた。
これが意外に(すみません)おもしろくタメになった。松竹衣装という会社の社長さんによる、主に歌舞伎の衣装についてと、この日の演目についての簡単な解説。特に衣装の話が興味深かった。演者さんの体格とか動きのクセとかに合わせてものすごく細かく衣装を調整しているんだなとわかった。「細かく調整」というのが、予想をはるかに超えた細かさで、伝統芸能を支える力がここでも活かされているんだなぁと敬服した。
どうかどうか、こういう日本の文化がわけわからん輩に乗っ取られて潰されてしまうことがありませんように。文化、芸能を愛する者のハシクレとして、自分にいったい何ができるのかと空を仰ぐ。最近、無力感にさいなまれてばかりでむなしい。。。